男性の日常的な習慣と美容の関係

ここでは男性だけの日常的な習慣を見直してみましょう！

男性の日常的な習慣と美容の関係

髭の知識

男性のヒゲは男性ホルモンの影響で思春期より顕著に濃くなっていきます。年令とともにその量は増え、口回り、アゴ、頬と生える場所によって異なりますが、平均すると1㎠に約120本あり、総数にすると2～3万本程度あります。ヒゲの伸びは0.2～0.4㎜/日で、午前6時～10時が一番伸び、昼間には伸びが悪くなりますが、夕方再び伸びが良くなり深夜になると再び伸びが悪くなります。季節によっても変化があり、一年の中で秋が最も良く伸びます。

また、アゴやのどのあたりに生えているヒゲは一定の流れではないことが多く、ヒゲそり時には肌を痛めやすく注意しなくてはなりません。ヒゲは水分を与えることで約40%膨張し柔らかくなります。そのため、シェービング前には必ず洗顔をして、毛穴の奥まで水分を含ませヒゲを柔らかくすると、美しく剃れます。

シェービング（ヒゲ剃り）による肌への影響

日本において、社会的なエチケットのシェービングは男性には欠かせない身だしなみとして習慣づいています。しかしながら、スキンケアをしていない男性のほとんどは、、シェービングによる乾燥や肌荒れをおこしていることが多く、スキンケアの必要性と男性と男性達の習慣化を伝えていくことが私の役目だと考えています。

シェービングが原因の乾燥や肌荒れは、カミソリの刃によってヒゲのみならず角質層を削っていることが大きな要因です。特に毎日のように深剃りをしている男性であれば、角質層だけでなく表皮の深部まで剃っている影響で、表皮内の細胞が反応し、ヒリヒリした感覚や炎症を起こします。また、日ごろからスキンケアをせず保湿されていない肌は硬くなりやすくヒゲの伸びに合わせて引っ張られ、周りが盛り上がってきます。そのため、シェービング時にその盛り上がった部分がカミソリに引っかかり、真皮まで剃ってしまい出血する場合があります。

このよな肌への影響を最低限おさえ、美しく剃りあげるためには、日ごろのスキンケアと正しいシェービングをすることが重要なのです。